
津波災害警戒区域とは?
津波災害警戒区域とは?
津波災害警戒区域とは、地震発生時に津波が到達するおそれのある地域を想定し、あらかじめ指定された区域のことです。津波災害は、地震の震源地や震源の深さ、地震の規模などによって発生する津波の規模や時間、発生する地域が異なります。そのため、津波災害警戒区域は、全国一律ではなく、地域ごとに指定されています。
津波災害警戒区域の定義
津波災害警戒区域は、一定規模以上の地震が発生した場合に起こる津波の高さや浸水範囲を予測し、浸水した場合に人命や財産に被害が生じるおそれのある地域を想定して指定されています。津波災害警戒区域は、一般的に、次の3つの区域に区分されています。
1. 津波浸水想定区域地震発生時に津波が到達する可能性がある地域。
2. 津波遡上範囲津波が河川を遡上する可能性がある地域。
3. 津波高潮想定区域津波と高潮が重なり、浸水する可能性がある地域。